たちあがれ日本

たちあがれ日本

たちあがれ日本( - にっぽん、英語: The Sunrise Party of Japan)は、かつて自由民主党に所属していた平沼赳夫や与謝野馨らによって2010年(平成22年)4月10日に結成された日本の政党。

 概要
2005年(平成17年)に自民党を離党して以来、無所属での活動を続け、新しい保守政党の構想を示唆してきた平沼と参議院選挙を前に自民党による民主党の単独過半数獲得阻止を困難と判断し、2010年4月に自民党を離党した与謝野らが民社国連立政権に対する批判層や保守層の受け皿として新党を結成した。

「打倒民主党」「日本復活」「政界再編」を掲げ、4月10日に結党した。

「反民主党」の立場は、所属議員や発起人の間で共有されているが、平沼と与謝野らとの間での政策面の違いが指摘され、批判も出ている。(詳細は後述)

 2010年参議院選挙
2010年7月11日投開票の第22回参議院議員通常選挙に、結党メンバーで現職の中川義雄、前自民党参院議員で元総務相の片山虎之助、前衆院議員の中山成彬、杉村太蔵、野球評論家の中畑清などを比例区で擁立。(なお、各人の肩書きは選挙時のもの)。 また、選挙区では青森、茨城、東京、神奈川の4選挙区で新人公認候補を擁立した。秋田、山梨、岐阜、岡山、熊本の5選挙区で自民党候補を、千葉、大阪の両選挙区で日本創新党候補をそれぞれ推薦した。

片山は、2007年の参院選で落選後、自民党から比例区で出馬する意向を示していたが、同党は比例候補に定年制を設けて公認しないことを発表していたため、自民党以外の党からの出馬を模索していた。6月18日には立候補することになった夫・中山成彬を応援するため、中山恭子が自民党を離党。たちあがれ日本に入党した(たちあがれ日本は、成彬とともに入党することを要望していた)。

選挙期間中には、公認候補の足高慶宣が、党の制止を振り切り尖閣諸島への上陸を試みようとしたとして、選挙期間中にも関わらず比例名簿から削除されるという事態もあった。

比例区と選挙区合計7議席以上の目標には届かなかったものの、比例区で1議席を獲得した。 2010年の参院選の結果、参議院における党所属議員が改選前と同じ3名となり、単独では代表質問が行えないなど再び院内活動に制約がかかることを考慮し、7月16日に参議院において新党改革と統一会派「たちあがれ日本・新党改革」を結成。これにより、参議院では代表質問を行えるようになった。

 政策
超党派で自主憲法を制定。
経済成長と財政再建を「車の両輪」とし、消費税引き上げを視野に入れる。
税制抜本改革で財源を拡大し、社会保障と福祉分野の雇用拡大に充当する。
郵政改革では将来的な100%郵政民営化を前提。その一方で、全国一律のユニバーサルサービスを維持する。
外国人参政権や選択的夫婦別姓に断固反対。
目指す国家像とその道筋を示し、国民の協力と挑戦を誠実に訴え、政府の総力を挙げて日本の「集中治療」を行う。

 基本政策
2010年4月26日に党の公式サイトにて発表されたもの。

「日本復活」へ「強い経済、強い財政、強い教育、強いふるさと」
「強い経済」へ「本物の成長」
三段階で「集中治療」
強い経済へ「高齢者も、女性も、若者もたちあがれ!」
国際競争力の強化
「強い財政」へ「逃げない政治」
「正面突破」のための一括法案を次期通常国会に
「強い教育」へ「世界貢献」
良き伝統を受け継ぎながら世界に貢献する若者作り
「強いふるさと」へ「開かれた保守」
自主憲法制定
伝統的な価値・文化の保守
北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決
郵政民営化
アジアと競争できる地域ブロック経済圏
希望ある農林水産業と安心な食卓
自然にあふれた国土
「機能する政府」
 

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