荒井利明

荒井 利明（あらい としあき、1947年 - ）は、滋賀県立大学教授（現代中国論担当）。専攻は、現代中国論、中国地域文化論、中国語文献購読、現代中国特論。石川県出身。

 経歴

1971年に東京大学教養学部卒業後、読売新聞社に入社。1980年2月から北京特派員、1985年5月からバンコク特派員、1997年9月からロンドン特派員、1999年8月から論説委員、以上を経て、2004年から現職。

大学在学中に中国の文化大革命に触れ、北京特派員を目指し、新聞社に入社。35年の新聞社経験を生かし、「中国はどこへ向かっているのか」、「日中関係はいかにあるべきか」といった問いへの答えを求め続ける。[1]

サーチナでは「「敗者」たちの叫び」[2]という一連の連載を行っており、いわゆる中国現代史の「負け組」とされ、中途失脚した指導者に焦点を当て、中国現代政治に今までとは異なる別の視点を提供している。

 学会での活動状況

日本日中関係学会 

日中コミュニケーション研究会 

 主な著書

『現代中国入門』（日中出版） 

『東アジアの日・米・中』（日中出版） 

『変貌する中国外交』（日中出版） 

『違和感の中国』（亜紀書房） 

『中国の希望』（亜紀書房） 

『中国反逆者列伝』（平凡社新書）