水島司

水島司教授

 

  南アジア近現代史を担当する。18世紀から現在に至る南インド社会を対象にして、現地調査や村落文書、衛星情報等を利用して、歴史地理情報システム(Historical GIS)を駆使したユニークな研究を進めている。 またマレーシアをはじめ、アジア各地で十数年にわたる現地調査を実施してきており、村落開発、移民、エスニシティー等の問題について多くの論考を発表している。また近年はアジア史を世界史的連関の中で描くグローバル・ヒストリー研究に力を注いでいる。
 主著は『18-20世紀南インド在地社会の研究』(東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所、1990年)、『前近代南インドの社会構造と社会空間』(東京大学出版会、2008年)などの単著をはじめ、『ムガル帝国から英領インドへ』(中央公論社、1998年)、『世界システムとネットワーク』(現代南アジア6、東京大学出版会、2003)、などの編著、 "From Mirasidar to attadar: South India in the Late Nineteenth Century", Indian Economic and Social History Review, 39-2&3, 2002をはじめとする英語論文がある。
 なお授業関係の最新情報についてはHP(水島研究室)を参照されたい。

1个分类: 中国の専門家
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