国土交通省
国土交通省は、中央省庁等改革の一環として、国土の総合的、体系的な利用・開発・保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進等を担う責任 官庁として、2001年1月6日に、北海道開発庁、国土庁、運輸省及び建設省を母体として設置されました。
中央省庁等改革の趣旨を踏まえ、より良い行政 サービスの提供を目指し、総合的な国土交通行政を展開していくこととしています。
国土交通行政の使命
人々の生き生きとした暮らしと、これを支える活力ある経済社会、日々の安全、美しく良好な環境、多様性ある地域を実現するためのハード・ソフトの基盤を形成すること。
国土交通行政の5つの目標
自立した個人の生き生きとした暮らしの実現
人々が自由かつ自発的に活動し、それぞれのライフスタイル、ライフステージを生き生きと安心して暮らす社会の実現
競争力のある経済社会の維持・発展
国際的な競争力を有し、持続的に安定成長する経済社会の実現
安全の確保
絶対の安全はあり得ないことにも留意した、災害による被害の最小化、交通の安全確保、海上の秩序と治安の維持
美しく良好な環境の保全と創造
地球環境の解決に向けた貢献、良好な環境の保全・創出、国民が誇りを持てる美しい日本の形成
多様性のある地域の形成
地域の特性を活かした個性豊かな発展、地域間の相互補完を含めた自立的な発展
仕事の進め方の改革
国土交通省は、統合のメリットを活かし、国民の視点に立って、より質の高い行政サービスを、より低コストで、より早く提供することを目指して、国民に開かれた行政
運営を図ります。
1。
●総合性の重視…………縦割りから総合性へ
●国民ニーズの重視……多様な国民ニーズの的確な把握
●質の重視………………質やソフトを重視した行政展開
2。
●効率的・効果的な行政運営
行政資源の重点的、戦略的投入、不断の業務の見直し、コスト縮減、簡素迅速な行政
●国民に開かれた行政運営
国民との対話の重視、情報公開の徹底、国民の行政参加の促進
●政策評価によるマネジメントサイクルの確立
顧客重視、成果重視の政策展開、政策の不断の改善
●地方ブロック機関による総合的な地域の支援
本省と地方機関との二重行政の発生の排除、地方ブロック単位の総合的な行政展開
●職員の意識・能力の向上
国土交通省は一つ、総合的能力や専門的能力の向上、提案・試行の奨励
民間、地方公共団体との役割分担
【民間との役割分担】
官民のパートナーシップ、市場環境の整備、市場形成の支援
【地方公共団体との役割分担】
地方分権の推進、広域的、根幹的、先導的な課題への取り組み
任務
国土交通省は、国土の総合的かつ体系的な利用、開発及び保全、そのための社会資本の整合的な整備、交通政策の推進、気象業務の健全な発展並びに海上の安全及び治安の確保を図ることを任務とする。(国土交通省設置法第3条)