安藤彦太郎
安藤彦太郎(あんどう ひこたろう、1917年6月14日 - 2009年10月27日)は、日本の日中関係史学者、早稲田大学名誉教授。
神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学経済学部卒業。早大政経学部教授を務め、文化大革命の際は新島淳良とともにこれを礼賛した。1988年定年退任、名誉教授、日中学院長、のち名誉学院長。
著書
変革と知識人 建設期中国の思想と学問 東和社 1952
中国通信 1964-66 大安 1966
北京 講談社 1967 (原色写真文庫)
日本人の中国観 勁草書房 1971
第二・中国通信 亜紀書房 1972
日中関係の視点 竜渓書舎 1975
図説中国の歴史 10 中華人民共和国の歩み 講談社 1977.10
北京便り 玉川大学出版部 1979.7 (玉川選書)
革命いまだ成功せず 孫文伝 国土社 1981.9 (世界を動かした人びと)
中国語と近代日本 1988.2 (岩波新書)
虹の墓標 私の日中関係史 勁草書房 1995.1
未来にかける橋 早稲田大学と中国 成文堂選書 2002.6
共編著
中国語への招待 新島淳良共著 大学書林 1965
満鉄 日本帝国主義と中国 御茶の水書房 1965
現代中国と孫文思想 岩村三千夫、野沢豊共編 講談社 1967
文化大革命の研究 亜紀書房 1968 (早稲田大学社研研究叢書)
現代中国事典 1972 (講談社現代新書)
現代中国 その全体像 新井宝雄共編 毎日新聞社 1973
現代史への挑戦 中国の思想と科学技術 時事通信社 1976
近代日本と中国 日中関係史論集 汲古書院 1989.3
翻訳
人間革命 中国知識人の思想改造 梁漱溟ほか 尾崎庄太郎共訳 中国研究所 1952.3
書物を焼くの記 日本占領下の上海知識人 鄭振鐸 斎藤秋男共訳 岩波新書 1954
暗い夜の記録 許広平 岩波新書 1955
三民主義 孫文 岩波文庫 1957
実践論・矛盾論 毛沢東哲学論文選 1965 (角川文庫)
文芸論 毛沢東 中国解放軍総政治部編 浅川謙次共訳 東方書店 1967 (毛沢東問題別選 1)
老三篇・新五篇 毛沢東 中共中央毛沢東選集出版委員会、浅川謙次共訳 東方書店 1967 (毛沢東問題別選 2)
辛亥革命 中国近代化の道程 胡縄ほか 編訳 早稲田大学出版部 1986.3
日本との30年 中日友好随想録 孫平化 講談社 1987.11
近代中国儒学思想史 劉大年 共訳 汲古書院 2007.7